サイレンを鳴らせサイレンを鳴らせ
終春の御影石にサイレンを鳴らせ
己の見るものを見ざる輩は恥を知れ
己の知ることを知らざる輩は立ち去るがいい
聞け我等の慟哭を鳴らせ我等の警鐘を



結局僕らは緩慢に眺めるだけで、継続する閃光を踏みにじり巡り歩く。
(すべての記憶を繋ぎとめてプールに浮かべたらどんなにいい眺めだろうね)